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2006年05月08日

J1第十二節 東京vs大宮

東京 1−2 大宮

仕事が早く終わった為、急いで京王線に乗って飛田給へ。

スタジアムの中に入り、いつものゴール裏2階に。いつもだと空席がすぐ見つかるのに、この日はなかなか見つからず。

5分程探し、3人家族の隣に席を確保、直後に後半開始。
J1第十二節 東京vs大宮

その隣の家族連れの方に前半の様子を質問。良かったけれど、シュートが入らないとの事。

プレーが途切れていた時に大宮のサポーターを眺めていると、サポーターが増えている印象を受ける。
去年はライトな人はバラバラに散らばっていたけれど、今年は割とまとまって応援していた。
声も聞こえるようになった。今は浦和の影に隠れているかもしれないけれど、少しずつクラブとしての力は付けている感じがする。

後半はほとんど大宮ペース。やっている事がヴェルディチック。まるで東京に「ポゼッションとはこうやるのだよ」と言わんばかり。
東京と違うのはひとり一人のプレーが東京より丁寧だったような。
気がつけば大宮、ヴェルディとマリノス経験者が目立つ。

75分頃、東京ゴール前の混線から訳の分からんうちに失点。その後どう言う訳か大宮のグラウにイエローカード。何やったんだ?

その後、東京も攻勢に出るがゴールには繋がらず。
ただ、チャンスの際、ゴール裏のチャントに合わせて、スタジアム中が手拍子でゴールを求めた時には、その雰囲気の良さに「あぁ、もう今日はこれで満足だ」と素直に感動。メガホンやチアースティックでは、絶対この空気は演出できない。

ロスタイムに入り、ロングボールの蹴りあいになってこのままドローかと思われたが、ペナルティエリアのすぐそばで今野がファウル。そこで得たフリーキックを小林大悟が直接決めて大宮が逆転勝利をおさめる。

あぁ、悔しい。
去年のアウェイの東京ダービーでこいつがいなくて本当に良かった。正直、ワシントンより恐かったからな。何でヴェルディはこいつを無理にでも引き止め無かったんだろう?

残念なのは決められた後のシーン。リチェーリがボールをセットしてセンターサークルで待っているのに、選手のほとんどはうなだれながらゆっくり戻っていた。
確かに、時間的にもあのフリーキックがラストプレーだったのかもしれないけれど、最後まで戦う姿勢を見せてほしかった。実際、レフリーが終了の笛を拭いたのは東京がボールを奪われてからしばらくしてからだったし。

このシーンも含めて、去年と同じものを見せられた感じだった。違うのは、去年はドローだったが、今年は負けと言う事。個人的に厄払いしたかったのに、これでは更に厄災が直撃しそうだ。



試合終了後、ぼーっとスタジアムを眺めていると、目の前で椅子を叩いて「悔しー」と叫んでいる人がいて、今日の試合についてそのまま話し込む。珍しい名字の人で、電車に乗っている時外国人に英語で話し掛けて東京の営業をしていたりして、とにかく面白い人だった。

こういった事があるからスタジアム通いはやめられない。ただ、この日は勝ってほしかった・・・。



Posted by icebox at 09:37│Comments(0)
 
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