てぃーだブログ › icebox › 2013年06月

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Posted by TI-DA at

2013年06月29日

共感の続き

わざわざコメントありがとうございます。んでもって続きです。

噺ができて最初に高座に掛ける時は出来があまり良くなかったりするそうですが、何度も練っているうちに受けてくる様になる事は、よく落語ファンの方から伺ってました。
落語が成立する為には観客が絶対必要な要素なので、今回の沖縄の噺はもっとウチナーンチュに知ってもらう必要があるのではないかと思います。そもそも花緑師匠もずっとこの噺に取りかかる事はできないでしょうから。

この噺がちむにしみて共感を得るまで、絶対にウチナーンチュが取りかからないと、せっかくできた噺が掛け捨てで終わって消えてしまうのでは。

もったいない。

「文七元結」という噺は、明治時代になって江戸に流入して来た地方の人達に"江戸っ子の了見とはこういうものだ"と示す為に三遊亭圓朝が拵えたという説があるそうですが、日本の各地方、それぞれの文化、風俗、了見はぜったいありますよね。それを元にした噺がもっとあっていいのではないかと思うんですよ。そして沖縄こそ数多くの、多種多様な噺が生まれると確信しております。

そういう意味で藤木勇人さんは、それこそ三遊亭圓朝レベルの凄い事を手がけていると思います。

申し訳ないです。続きは多分明後日。

なんせ明日は都田なもんで。  

Posted by icebox at 23:55Comments(0)雑記

2013年06月28日

共感


という訳で、返事です。

沖縄の噺を作って演るなら、外からの視点での噺になるかなと思いました。正直言って沖縄で生まれ育った藤木さんの噺並にウチナーンチュの心を捉えるのは難しいはず。でも、沖縄の外の方から見たウチナーンチュには無い沖縄の視点から噺を拵え演れば藤木さんよりも興味深い噺になるかもしれないなと。
漫談ではありますが、浅草でトリをとってた時の歌之介師匠が「外からの視点」で語る沖縄のエピソードは「あぁ、確かにそんな感じだよ」と共感できたんですよ。ちなみに「沖縄の方は居ませんよね」と客席に向かって問いかけて来たので、高座のほぼ正面、前からたしか6列目に座ってた私が真っ直ぐ手を挙げたら思いっきり無視してました


で、魚が主人公だとすると、もしかしたらキョンキョン作の「母恋くらげ」のような感じでしたか?

「自分の故郷が題材の噺が有ると良いよね!」「んで、各噺をそれぞれの地に奉納したい」
まず奉納するというのは、ただ単に47都道府県の噺を拵えて、単発の落語会×47で終わらず、その噺をそれぞれの地方に縁のある方がアマなら無条件に、観客からお金をとる時は許可を得て、何度も高座にかけ練っていって定着させる事だと勝手に理解しています。

続きは明日で。
  

Posted by icebox at 23:35Comments(1)