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2006年03月28日

J1第五節 東京vs京都

J1第五節 東京vs京都
東京 2-1 京都

いつものように、まったりゴール裏2階席から観戦。
選手紹介の時、東京に在籍していた星と松田に拍手が送られる。
咽の調子が良くなったのでYou'll never walk aloneを久々に歌う。やっぱ東京の試合はこの歌がないと。


試合開始から間もなく2試合連続のジャーンヘッドで東京が先制。
ボールは後ろにそれていたと思ったので少ししてから喜ぶ。
それにしてもタチコが競り合っても全く勝てる気がしない。空中戦の強さが戻ってきたようだ。

その後は東京のペースだが、緩慢な空気がスタジアムを包む。
延々ハンドボールのようにペナルティエリアでボールが回る試合展開が続く。
梶山がこれ程ノープレッシャーでプレーするのを見た事がない。ぽんぽん左右に散らして行くが、シュートチャンスを東京はなかなか作る事ができない。
京都は両サイドバックがほとんど上がる事がなかった。逆に東京は両サイドが積極的に攻撃に絡む。特に前半は規朗からチャンスを作っていた。
プレスも積極的に行かない。東京もそうだけれど、京都はそれ以上。
たまにカウンターを仕掛けるとき、ゴール前に斜めに入ってくる動きは恐かった。

何となくタルい空気のまま前半は終わりかなぁと思ったら、東京ゴール前で跳ね返ったボールがアレモンの所に。憂太が追い付いたかに見えたがヘディングで浮いたボールは弧を描きゴールへ吸い込まれて行った。
将棋でいきなり桂馬打ちで詰まれたようなゴールに京都サポーター以外は呆気に取られて一瞬静まり返る。

東京、あまりにもシュートを撃たない、撃てなかった前半終了の笛が拭くと、「♪サッサーーー♪サッサーーー」とササのチャントがゴール裏から響き渡る。

後半に入っても前半と状況はさして替わらず。そして後半12分頃、東京はルーカス・憂太を下げ、ササ・栗澤をいれる。
そのすぐ後、京都が選手交代をしていた。
焦れた展開が続く中、東京のサポーターはLa Edogawaを歌う。

「♪たーたーかーえー・・・・・・・とびたきゅうーまけるわーけーはなーいーさ たーたー・・・BOOOOOOOO!!!!!!
京都は美尾から中払に交代していた。
その事が大形モニターにでるとチャントを止め凄いブーイング。当然私も。
中払が福岡に在籍していた時、ケリーと伊藤哲さんにした事は忘れる訳が無い。あの時のケリーの表情が今でも忘れられない。その時のふざけた奴が出てきた。
しかし、新参の方はなんでブーイングしているのか解らなくて戸惑っている人も結構居たらしい。

前半よりはゲームが動くが両方ともゴールは決まらず。特に東京は惜しい攻撃が何度かあった。
オフサイドでチャンスを幾つか潰す。その中に栗澤から左に居た阿部にボールが渡り、それを飛び出した今野へダイレクトパス。今野が撃ったシュートはゴールかと思ったが、これがオフサイドになったのがあった。
ゴールが決まって叫んだが、ぬか喜び。おかしいと思って副審を罵倒したが、後で確かめると阿部がオフサイド。
すまぬ、副審。

このまま引き分けかなぁと思ったロスタイム直前、左コーナーキックから右に流れたボールを徳永が受けてエンドラインに進む。角度が殆どない所から中に強烈なキック。ボールは京都のゴーリーやディフェンダーをすり抜けて反対側のポストにあたりゴールの中へ。東京が土壇場で勝ち越す。
一旦条件反射で立ち上がって叫ぶ。そして副審が旗を上げていないのを確認してもう一度全力でさけび、喜ぶ。
そしてロスタイムが過ぎて試合終了。東京が開幕の大分戦以来の勝利を飾る。

しかし、まあ、勝ったというのに周りの皆さん不満だらけ。以前に比べて東京から爽快感が失われているような・・・。過度期なのだろう。
悠平、良くやった。加地のようなダイナミックな動きは無いけれど、安定感はあるな。全体的なレベルは高いのかもとようやっと実感。バレンシアが声をかける訳だ。

これで琉球が勝っていれば更に良かったけど、取りあえず元バイトの徳永に救われた日曜日でした。



Posted by icebox at 23:38│Comments(0)
 
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