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東京のリーグ戦を見る事ができるのはこれが最後。来週の川崎戦は当然のことながら行く訳がない。

相手はナビスコカップを制して初タイトルをとったジェフ千葉（コールも市原ではなく千葉になっていたような）
今年は３戦全敗しているが、オシムがいるジェフに勝ってほしいと願いつつ飛田給へ。

スタジアムには１時間前に到着、いつもなら徐々にテンションが上がってくるが、この日は練習が始まっても落ち着いてピッチを眺めていた。

「あと５日、あと５日、あと５日・・・・・・・・金曜日は天気がいいといいなぁ・・・・・・・・・」

選手紹介が始まってもそんな感じでぼーっとしていて、「You`ll never walk alone」もまともに歌えなかった。

でも試合が始まるとやはりテンションが上がる。そう言えばホームで東京を見るのは約２ヶ月半振りだった。やはりフットボールは生で見るに限る。

前半、試合はテンポよく感じたが、スコアレス。東京がやや押していたようにに思うが、決定的なシーンはジェフのほうが多かったと思う。

先制点は東京。
後半６分、東京は今野が相手選手をぶっ飛ばし左サイドを突破、マイナスの低いクロスを上げると後ろから猛然と駆け上がった選手がそれに合わせてゴールをきめる。
誰かと思ったら梶山だった。

ついに彼の普通のゴールらしい普通のゴールが見れた。今までの彼のゴールはミドルシュートか変態チックなゴールだけだったからなぁ。
もっともっとこの積極性をこれからも見せてほしい。
そして、このゴールは今野のプレーが素晴らしかったからこそ。ゴールの後、みんな今野の周りに集まっていたのが印象的だった。

しかし、後半１６分ジェフのマリオ=ハースにゴール左隅にきっちり決められ同点。全体的にあの少し前のプレーから集中がきれていたように感じた。

又勝てないのかと思ったが、後半39分阿部のストライカーらしいキーパー殺しで東京が勝ち越し。そしてこのまま東京が勝利をおさめる。
気がつけば東京の勝利を生で見るのは七月のマリノス戦以来だ。４ヶ月振りかぁ。最後にいい試合を見れて本当によかった。

終わってから気がついたが、今日のジェフは言われているような「走るジェフ」というイメージよりは物足りなかったような。やはりナビスコカップ決勝あたりからのハードな戦いが響いていたのかな。
それと、ストヤノフがいなかったのが大きかったんだろう。よく知らんけど。
オシムは試合終了後結構辛辣なコメントを述べていた。何故か私の事を指して言っているように聞こえる。うぅ。

原東京のリーグ戦を見るのはこれが最後かも知れない。でも天皇杯を勝ち抜いて行けば原東京を見るチャンスはある。
私は正月にあのジャンプを何度も見たい。原さんがバテるまでね。