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V・チャレンジリーグ　東京ダービー　NECニューライフプラザ

FC東京　３−２　東京ヴェルディ



第１セット、いきなり去年の江戸川、最終セットを思い起こさせる(あの時は逆にやられたが)四連続ポイントで東京が勢いに乗り、そのアドバンテージを生かしたまま25-16で楽にセットを奪う。
第２セット、東京が24-22でリードした場面でノータッチエースを決めたヴェルディの飯塚は敵ながら天晴れ。しかし，その後のサーブを失敗(張本さんが速攻で喝を入れそうだ)し東京がセット連取。

ここまではいいんだよ。ここまでは。２年前もそうだった。あの時も同じ場所で楽に２セット取ったんだよ。ところが結果はフルセット負け。第４セットは先に24点取っときながら負けた。

そして第３セット、東京がリードするもヴェルディに逆転される。東京が再逆転し先に24点とってマッチポイントを迎えるもとどめを刺せず，デュースに持ち込まれ結局このセットを27-25で失う。このセットからヴェルディのルナを止められないシーンが目立つ。それと飯塚→中田と続くサープが脅威に感じる。
嫌な感じで迎えた第四セット。最初のテクニカルをヴェルディが初めて取る。逆転に次ぐ逆転の末、ヴェルディが25-23でこのセットも取り，またも東京ダービーはフルセットに。

試合前から覚悟してたけどさ。

そして最終セット。選手はポイントを取る毎にそれまでに比べ更に感情を露にして喜ぶシーンが互いに続く。東京が中盤に入る頃から突き放して14-11に。最後はヴェルディのサーブがエンドラインの外に落ちて東京がダービーを制す。本当は「見事制す」と書きたかったんだが，第３，４セットで競り負けたしね。

しかしダービーの勝利は格別だ。様々な東京ダービーがあるけれど、やはり東京とヴェルディ、両クラブの激突こそが「東京ダービー」だ。
私自身は東京ダービー４戦目にして遂に勝利を目撃できた(vs警視庁の１試合を含めれば５試合目)。この喜びで日頃のストレス(６割は琉球だ)がどれだけ軽減できた事か。

D-50さんも述べているが東京で行なわれた東京ダービーはフルセットが多い、というか全試合フルセットだ。
強いて言えば東京ガス時代に一度だけセットカウント３−１があるだけ(2003年１月１２日・東村山スポーツセンター)。


試合後、病み上がりのリベロ・中谷宏大の「とーおーきょー」で始まった東京ブギウギ。
本当だったら初めて見た２年前に目にしていたはずだった。私はこれをずっとずっと待っていた。

ダービーに勝利した後の東京ブギウギを。